おーきんなー数独先生(2)

私が数独と最初に出会ったのは、他愛ない出来事がきっかけでした。

宮崎の本屋さんで、駐車場の料金を払うのがもったいなくて、たまたま手に取ったのがナンプレの本でした。もともと仕事が趣味みたいな生活でしたので、自分でも何故パズル本を買ってしまったのかよく分かりません。買ってしまったので、やってみると解けるので自分でもびっくりしました。その日は日暮れまで夢中になって、次から次へと解いていたのを覚えています。

やがて会う人ごとに「今、ナンプレにはまっている。」と言うと、解き方が分からないという人がたくさんいて、「解き方教室」を開いたら結構人が集まるかも知れないと思いました。

ネットで調べてみると、ナンプレは数独という名前もあり、日本数独協会という協会まであることを知りました。早速協会の会員に申し込みました。2018年7月のことです。すると近々東京で数独のイベントがあることを知らされました。とにかく一度、東京に行ってみようと思い、有給休暇を取って、渋谷までやってきました。

渋谷のハチ公前で数独協会代表の後藤さんと午後2時に待ち合わせましたが、私は11時頃に着いてしまい、他に行くところもなかったので、そのままずーっとハチ公と一緒にいました。イベントに行ってみると、中国での数独大会の話やら、何だかよく分からない解き方の研究会などがあり、自分の全く知らなかった数独の世界がありました。その後、懇親会があり、他の会員の皆さんといろいろ話すうちに、ますます数独が好きになりました。そして数独が好きな人たちがこんなに熱く数独を語る会を宮崎でも開きたいと思いました。