2019年5月 スーキーイベント開催

スーキーイベント5月は5月16日(木)午後6時より、「八雲クラブ」にて開催されました。11名の会員の皆様にご参加いただきました。

初めに、現在J-CASTウェブニュースサイト内で展開されている「数独ポータル」について佐貫理事より説明がありました。このサイトはJ-CAST社と数独協会が提携し、数独に関する話題や、数独ファンの紹介を展開しています。また、毎日1題ニコリ社の提供する数独が解けます。会員の方から、登録の仕方がよく分からないというご質問を受け、佐貫理事は、スマホでアクセスし、登録する方法を解説いたしました。

数独ポータル
https://www.j-cast.com/premium/sudoku/

次に登壇されたのは、東大パズル王の谷政一郎さんです。谷さんは第14回出版甲子園グランプリ(学生を対象に、出版企画を競う大会)で、パズル本の企画で応募し、見事グランプリに輝きました。この4月、KADOKAWAより「世界でいちばんアツいパズル」という本を出版しました。谷さんは「次の時代のパズルへ -パズルをデザインするということ-」というタイトルで講演されました。

先ず「パズル・クイズ・謎解き」この3つのジャンルの違いの説明から入りました。パズルはクイズのように、知識を必要としていない、そして謎解きと違うところは、解く過程を楽しむものと話されました。続いて、初心者が楽しむことができるために、パズルにはどのようなエンターティンメントが求められているかについて、大変熱く語っていただきました。正に本のタイトルのように、谷さんのパズルにかけるアツい思いが伝わってきました。パズルの中の喜怒哀楽、作者との出会いなど、19歳のパズル王がパズルをメジャーの遊びに昇格させることにいかに情熱を持っているかが分かりました。

最後に、協会会員の横田さんが、解き筋のひとつである「井桁理論」についてご自身の研究の一端を披露されました。この井桁理論は最上級の手筋で、参加の皆さんも興味の深い課題です。横田さんには引き続き6月のスーキーイベントにて、更にこの手筋の解説を深めていただく予定です。

約2時間のイベント終了後は、谷さんも交え懇親会を開きました。TVで話題の東大クイズ王の話など、谷さんを囲んで皆さんで楽しいひとときを過ごしました。

次回は、6月20日(木)午後6時より、今回同様、渋谷の「八雲クラブ」にて開催いたします。是非、お集まりください。