スーキーイベント5月をライブで開催しました。

5月29日(日)東京・渋谷の「八雲クラブ」にて数独協会イベント(スーキーイベント)を開催いたしました。半年ぶりのライブのイベントということで、渋谷のイベントとしては最高の21名の皆様にご参加いただきました。

最初に、デザイナーの岡本修身氏にご登壇いただき、「数独アート」作品の中から、自薦傑作をご紹介いただきました。数独アートとは、実際の数独の盤面を、様々なモチーフで表現するものです。岡本さんは、数独と出会い、先ずは数独Tシャツを作るところから始めたそうです。そこから、1から9までの数字を他のモチーフで表現できないかという試行錯誤が始まり、時に、歯車であったり、池に浮かぶ鯉であったりと世界は広がり、その美しいデザインは「数独通信(ニコリ社刊行)」の表紙を飾ってきました。(創刊号から第40号まで)いつか、1冊の本として、出版される日をお待ちしております。

次に数独作家「びわゼリー」氏にご登壇いただき「井桁予約」という手筋について解説していただきました。2つ以上の井桁が同列で発生した場合、予約が成立するという理論を、ご自身の作品を例題としてご説明していただきました。最近の「超激辛数独」では、井桁が何列も重複されてくる難問が多く、この手筋を使うと、かなりテンポよく、排除できる数字が決まるということが分かりました。びわゼリー氏は普段は医療現場でお勤めになっており、職業柄お話の流れが淀みなく、親切で分かりやすい講座でした。

午後2時から3時半まで、皆さん熱心に耳を傾けておられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兄妹で1級合格

日本数独協会主催の数独実力テストにおいて、1級合格の最年少記録が更新されました。
また同時に、協会初のご兄妹での1級合格が実現しました。
この輝かしい記録を樹立されたのは、
原口幸太朗さん:現在14歳9カ月 中学3年生
原口珠季さん:現在10歳10カ月 小学5年生です。
珠季さんは、2年前の4月に当時11歳1カ月で1級を取得された「ののかさん」より3カ月ほど若い記録となりました。
早速お二人にインタビューをいたしました。
Q:お二人そろって、1級合格おめでとうございます。テストの問題はいかがでしたか。
幸太朗さん:1問目で少し時間を取られてしまい焦りましたが、2,3問目で解き方を変えたので、そんなに難しいとは感じませんでした。
珠季さん:いつもは、時間を気にしないで解いているので、ドキドキしました。問題は難しかったです。
Q:数独を始められたきっかけを教えてください。
幸太朗さん:パズルが好きで、数独はその中のひとつです。
珠季さん:兄二人が1冊の数独の本を1ページずつ交互に解いているのをみて、そこに三人目として混ぜてもらったのがきっかけです。
Q:数独のどういうところが面白いですか。
幸太朗さん:頭の中での情報の扱い方が面白いです。今までの情報に新しい情報を関連付けて考えていくところなど、何か、迷路の分岐点がいくつもあるみたいで。
珠季さん:解けたときに、スッキリするところが面白いです。
Q:学校の勉強で好きな学科は何ですか。
幸太朗さん:数学とプログラミングと体育です。
珠季さん:理科と算数です。
Q:数独以外の遊びでは何が好きですか。
幸太朗さん:数学が好きなので、数学の証明問題を遊びのように楽しんでいます。
珠季さん:読書とバドミントンです。
お二人とも、1級合格者なので、9月に行われるSST(スーパー数独テスト)の
参加資格があります。是非、全国の数独自慢の方々と競ってください。