数独の夕べ 2016年3月イベントレポート

3月10日毎日メディアカフェ(毎日新聞社本社1階)において
「数独の夕べ2016年3月」が開催されました。
今回は77歳の数独作家内山正樹さんが登壇され、どのようにして手作りの
数独を制作するかを、ご自身の新作をモデルに解説してくださいました。
「どのようにして、破綻(答えが1通りでなく、何通りも出てしまう失敗作)
をしないように作るのですか?」という参加者からの質問に、
「勘です。何となく破綻する予感がします。十分気をつけていても
それでも半分くらいは破綻します。」という内山さんの淡々とした
解答に参加者は皆、びっくり。

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次に佐貫理事の司会で、フリートーク形式で数独の楽しみ方を参加者の
皆さんに語っていただきました。それぞれのこだわりがおもしろく、和やかな笑いに
会場は包まれました。

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最後は恒例の「数独占い」です。今回は内山さんに問題をご提供いただき、5分間の
早解きに皆さんで挑戦してもらいました。指定されたマスが3ヵ所あり、そのマスの数字の合計を当てるという設定でした。
何と、ピタリ正解を当てられた川畑さんには、賞品として数独Tシャツが贈られました。
また、惜しくも1つ違いだった海野さんには、海外の数独の本がプレゼントされました。

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毎回、趣向をこらして数独の楽しさを皆さんと分かち合う「数独の夕べ」。
次回は4月14日(木)に同じ毎日メディアカフェで開きます。
どうぞ、皆様のご参加をお待ちしています。

2016年3月10日「数独の夕べ」毎日新聞本社にて開催!

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今月はまず、77歳の数独作家内山正樹さんによる「数独の作り方講座」をします。どうやって、手作りの数独は作られるのか、また解き手を魅了する作品を求めて作家は何を目指しているのか。内山さんの未発表の新作を題材として解説してもらいます。続いて、参加者の皆さんによるフリートーク「数独座談会」。佐貫僚理事の司会で、参加者の皆さんと数独にまつわる楽しいフリートークの時間を過ごします。最後は、「数独占い」。数独1問を5分間で挑戦していただきます。賞品は数独Tシャツの他、海外の珍しい数独の本などを用意しています。初心者の方も歓迎です。

■開催概要
開催日 2016年3月10日
開場 18:00 開演 18:30
終演 20:00 定員 30名

■登壇者

内山正樹さん

内山正樹(うちやま・まさき)

1939年生まれ。化学加工会社を99年に定年退社。退社後、数独と出合い、そのおもしろさにはまる。やがて、解くだけでは飽きたらず、自ら問題を制作するようになり、作品を投稿したところ、1999年12月発売「パズル通信ニコリ第89号」(ニコリ社発行)で採用され、以後、コンスタントに作品を発表している。ニコリ内では最高年齢の現役パズル作家として有名である。

4

佐貫 僚(さぬき・つかさ)

株式会社Crisp代表取締役。ITの最前線を「わかりやすく」伝えることをモットーに、Webを活用した新規事業の立上・マーケティングに携わる。日本のサブカルチャーを海外に動画配信する事業「SOP LIVE」を立上。東京大学にて講演。世界に広がるSudokuをWebの力で発信するべく2015年、日本数独協会理事に就任。プログラマーとしても活動。マイクロソフトイノベーションアワード2011 優秀賞を受賞。

■予約応募は「毎日メディアカフェ・ホームページ」から!
https://mainichimediacafe.jp/eventcal/?yy=2016&mm=3#l1758

数独の夕べ 2016年2月イベントレポート

毎日新聞社本社1階毎日メディアカフェにて、「数独の夕べ 2016年2月」が開催されました。先ず、「日本最古の数独を解く」と題しまして、当協会代表理事の鍜治が1984年アメリカのパズル雑誌に触発され制作した、日本で最初の数独を参加者の皆さんで一緒に解きました。「表出数字が39個もあって、おまけに点対称でもない。美しくない数独でスイマセン」と鍜治。

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次に、岡本理事が「SUDOKU ART」をご紹介しました。数独の盤面でありながら、それが、時にビルの窓であったり、時にてんとう虫であったりとその独自の世界に参加者から賞賛の声があがりました。

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次に後藤理事より数独の変形をご紹介しました。X-SUDOKU、SAMURAI-SUDOKUなど、基本的には数独のルールに則っていながら、盤面を変えたり、数字を文字に置き換えた数独の変わり種を皆さんに披露しました。

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最後に、今回も佐貫理事のMCで数独占いで遊びました。当たるも八卦、当たらぬも八卦と、理詰めの数独ではあり得ない設定に、参加者の皆さんは、「あー」とか「いやー」とか、大騒ぎでした。たったの5分間で全部解き終わった方に、最高得点者としてオリジナルトートバックを差し上げました。

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次回は、3月10日午後6時半より、同じ毎日メディアカフェにて「数独の夕べ3月」を開催します。どうぞ、お友だちと一緒にご参加ください。

数独通信 Vol. 30 発売!

数独通信 Vol.30 が株式会社ニコリから2月10日発売されました。
読者から寄せられた投稿数独から厳選された99問と、数独にまつわる読み物なども満載です。
今号の表紙はジュークボックス。何やらオールディズの懐かしい題名が並んでいます。
是非、お近くの本屋さんでお求めください。

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2016年2月18日「数独の夕べ 第2回」毎日新聞本社にて開催!

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毎月第2木曜日に開催している人気イベント「数独の夕べ」が新年からリニューアルされております。これまで、数独などのパズル制作会社「ニコリ」が開催してきましたが、1月からは一般社団法人数独協会が開催しております。

一般社団法人数独協会による「数独の夕べ」。2回目はまず、数独協会の鍜治真起代表理事が1984年、アメリカのパズル雑誌に触発され、見よう見まねで制作した日本最初の数独を紹介します。当時の日本のパズル事情も話します。続いて、岡本修身理事が数独をアート化した作品を紹介します。9x9 の81 のマスが美しいアートとして表現された理事自身の作品群をご覧いただきます。さらに、後藤好文理事が「数独の変形」を紹介します。今や普通の数独はクラシック数独などと呼ばれるほど、いろいろな新しい数独が登場しています。参加者と一緒に解いてみます。最後に、第1回に好評だった「数独占い」を、佐貫僚理事のMCで参加者にもう一度挑戦していただきます。数独Tシャツなどの賞品もあります。

■開催概要
開催日 2016年2月18日
開場 18:00 開演 18:30
終演 20:00 定員 30名

■登壇者

1

鍜治真起(かじ・まき)

1980年日本最初のパズル専門誌を発行。1983年株式会社ニコリ設立 代表取締役社長に就任し、そのまま現在に至る。2005年より数独の 名付け親として、国内外での講演活動を展開している。2015年日本 数独協会代表理事に就任。

2

後藤好文(ごとう・よしぶみ)

1999年株式会社ニコリ入社。現在は同社取締役副社長。2015年日本 数独協会理事に就任。

3

岡本 修身(おかもと・おさみ)

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。広告代理店にディレクターとして勤務。 海外広告賞などを受賞。広告の枠にとらわれないクリエイティブを求めフリーに。 数独のルールを基に、多くの子供たちに、より楽しく考えるパズル"お絵描きパズル 『絵どく』レベル①、②"を出版。ハングル語に翻訳され、韓国でも出版。iPadの 発売を機に『絵どくiPad』版アプリを制作。2015年、一般社団法人日本数独協会/理事。

4

佐貫 僚(さぬき・つかさ)

株式会社Crisp代表取締役。ITの最前線を「わかりやすく」伝えることをモットーに、Webを活用した新規事業の立上・マーケティングに携わる。日本のサブカルチャーを海外に動画配信する事業「SOP LIVE」を立上。東京大学にて講演。世界に広がるSudokuをWebの力で発信するべく2015年、日本数独協会理事に就任。プログラマーとしても活動。マイクロソフトイノベーションアワード2011 優秀賞を受賞。

■予約応募は「毎日メディアカフェ・ホームページ」から!
https://mainichimediacafe.jp/eventcal/#l1647

「数独の夕べ 第1回」イベントレポート

 

「数独の夕べ」が開催されました。

1月14日毎日新聞社本社1階毎日メディアカフェで、「数独の夕べ」が
開催されました。このイベントは昨年までは(株)ニコリが講師の役を
務めてきましたが、今年から日本数独協会が担当することになりました。

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代表理事鍜治のご挨拶や、協会設立のご説明に続き、数独の解き方の
トレーニングや、数独とデザインというテーマの講演、そして参加者の
皆さん全員で「新春数独占い」で楽しみました。
(詳細はhttp://mainichimediacafe.jp/eventarc/752/

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次回は2月18日、同じ毎日メディアカフェにて午後6時半から開かれます。
いろいろな催し物を企画しておりますので、どうぞ、お誘い合わせの上
遊びにいらしてください。

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マレーシア数独大会 2015 Decemberを
後援!

◉寒い日本から暑い国へ。〈マレーシア数独大会2015December〉に行ってまいりました。

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マレーシア数独協会(英文正式名:Malaysia Sudoku Society)主催の数独大会も6回目となりました。今回の参加者は7歳から77歳まで、およそ200人の幅広い数独ファンがKuala Lumpur SUMMITの会場に集まりました。
「数独は個々の楽しみ…」といった印象をもたれがちですが、数独大会ともなると参加者のご家族たちの静かな声援(スポーツ競技大会との違いかもしれませんね…)で、会場も一日中”和やかでありながらも熱い活気”に包まれていました。

日本からは株式会社ニコリが第2回目の大会から、スポンサーとして大会用数独問題、賞金を提供されました。5クラスに別れて制限時間30分の早解き数独。各組みの1位から3位まで、賞金をはじめマレーシアならではのお菓子のトロフィーなど数々の賞品が手渡されました。日本数独協会からも各組優勝者5名の方々に数独Tシャツをプレゼントさせていただきました。

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これからもマレーシア数独協会と日本数独協会の交流を深めていくために、多くの機会をつくっていきたいとあらためて感じました。
ー数独大会の「ステキな笑顔」やマレーシアの日常など、時々ご紹介いたしますのでお楽しみにー

 

2016年1月14日「数独の夕べ 第1回」毎日新聞本社にて開催!

news-banner-sudoku-yube毎月第2木曜日に開催している人気イベント「数独の夕べ」が新年からリニューアルされます。これまで、数独などのパズル制作会社「ニコリ」が開催してきましたが、1月からは一般社団法人数独協会が開催します。

1回目は、数独協会の鍜治真起代表理事が数独協会について説明した後、後藤好文理事が数独を解く力がメキメキ上がる 4x4 実践法を使った数独トレーニングをします。さらに、岡本修身理事による「数独とデザイン」、佐貫僚理事による「新春数独占い」と、盛りだくさんの内容です。新春数独占いでは、数独Tシャツのプレゼントもあります。数独の初心者の方も歓迎です。

■開催概要
開催日 2016年1月14日
開場 18:00 開演 18:30
終演 20:00 定員 30名

■登壇者

1
鍜治真起(かじ・まき)

1980年日本最初のパズル専門誌を発行。1983年株式会社ニコリ設立 代表取締役社長に就任し、そのまま現在に至る。2005年より数独の 名付け親として、国内外での講演活動を展開している。2015年日本 数独協会代表理事に就任。

2
後藤好文(ごとう・よしぶみ)

1999年株式会社ニコリ入社。現在は同社取締役副社長。2015年日本 数独協会理事に就任。

3
岡本 修身(おかもと・おさみ)

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。広告代理店にディレクターとして勤務。 海外広告賞などを受賞。広告の枠にとらわれないクリエイティブを求めフリーに。 数独のルールを基に、多くの子供たちに、より楽しく考えるパズル"お絵描きパズル 『絵どく』レベル①、②"を出版。ハングル語に翻訳され、韓国でも出版。iPadの 発売を機に『絵どくiPad』版アプリを制作。2015年、一般社団法人日本数独協会/理事。

4
佐貫 僚(さぬき・つかさ)

株式会社Crisp代表取締役。ITの最前線を「わかりやすく」伝えることをモットーに、Webを活用した新規事業の立上・マーケティングに携わる。日本のサブカルチャーを海外に動画配信する事業「SOP LIVE」を立上。東京大学にて講演。世界に広がるSudokuをWebの力で発信するべく2015年、日本数独協会理事に就任。プログラマーとしても活動。マイクロソフトイノベーションアワード2011 優秀賞を受賞。

数独通信 Vol. 29 発売!

(株)ニコリから数独通信Vol.29、15年秋号が8月10日発売されました。毎号、質の高い投稿作品のみで作られているこの本は、問題を解く楽しみもありますが、数独にまつわる読み物も興味がつきません。また、数独をデザイン化した表紙を待ちわびている読者も多いかと思いますが、今号は何と9コマの漫画になっています。

数独通信15年秋号

一般社団法人「日本数独協会」設立のお知らせ〜全世界100ヶ国以上で愛好される数独のさらなる普及と振興に向けて〜

この度、一般社団法人日本数独協会(英文名:Japan Sudoku Association、以下「本協会」)を発足しましたので、ご報告します。

数独とは、3×3のブロックに区切られた 9×9の正方形の枠内に1〜9までの数字を入れるペンシルパズルです。日本においては、主に1980年代後半以降に愛好され、2005年、英紙タイムズの掲載を機に、世界でブームになりました。現在では、全世界100ヶ国以上で愛好されております。

本協会は、一般愛好家・学校・教育機関・施設・自治体・企業・海外の数独団体など、様々な個人・団体と協働し、数独の普及と振興に向けたオープンな活動を支援する団体として、活動を展開していきます。

 

バックグラウンド

日本において、1980年代後半から数独の普及に努めてきた鍜治真起・本協会代表理事は、自身が代表取締役を務めるパズル制作会社・株式会社ニコリでの数独関連書籍の出版に加えて、世界各国での講演やイベント開催など、数独の普及と振興に努めてまいりました。

その活動を通して、数独が世界100ヶ国以上への地域的な広がりを見せると同時に、数独を解く楽しさ・考えているときの楽しさ・愛好家による自主制作(数独をモチーフにしたアート制作や「Sudoku Song」のような楽曲制作・「ソルバー」と呼ばれる自動解答プログラムの開発)など、世界の愛好家の中で、数独の楽しみ方の幅が広がっていく過程を経験してきました。そこで、営利・非営利を問わず、数独を幅広く楽しむ活動を推進するための組織の必要性を強く感じ、本協会を設立いたしました。

 

今後の活動について

国内外の数独の普及と振興に向けて、具体的には下記の活動を予定しております。

  1. 数独普及のためのイベント・講演会等の企画及び開催
  2. 数独商標権保護のための活動
  3. 数独やパズルに関する情報の提供及びファンとの交流
  4. パズルやパズル関連商品の開発・制作及び展示・販売
  5. 世界各国にある数独・パズル団体との交流

先立って、2015年12月には、マレーシア数独協会(英文名:Malaysia Sudoku Society)が主催する「マレーシア数独大会2015December」に参加。7歳から77歳まで、およそ200人の幅広い数独ファンと数独を共に楽しみ、国際交流をしてまいりました。

また、本協会自身によるイベント開催の第一弾として、毎日新聞本社内にある毎日メディアカフェにて、毎月、数独イベント「数独の夕べ」を実施いたします。「数独の夕べ」では、数独の歴史やそのデザインの独自性に関する講演や、数独の様々な解き方・楽しみ方に挑戦する体験型イベントなど、数独を様々なアプローチでご紹介してまいります。