スーキーイベント9月を開催しました。

9月26日(日)Zoomにてスーキーイベント9月を開催しました。今回は「コロナの影響」と題して約一年半に及ぶコロナ禍での生活について参加の皆さんと雑談をいたしました。13名の会員の皆さんが参加してくださいました。

島根からは高校生のI.Y.さんが参加してくださいました。I.Y.さんは中学生の時に、数独実力テストで1級に合格していましたが、この春、高校に進学し、ご両親の許可をいただいて、数独協会会員になりました。コロナ禍での生活を伺うと、みんなマスクをしているので、新しい友だちの顔が覚えられないと、何とも切ないお話をしてくださいました。

島根、鳥取、宮崎、岩手、神奈川など今回もいろいろな県からご参加いただきました。感染の度合いやワクチン接種状況は各県によって異なりますが、やはり同様な不自由な暮らしを強いられている点は同じでした。数独という共通の趣味を持つもの同士、日曜の昼下がりを楽しいおしゃべりで過ごしました。

 

 

鍜治真起氏逝去

日本数独協会名誉理事、鍜治真起氏が胆管癌のため8月10日ご逝去されました。享年69。

鍜治氏は1980年日本で最初のパズル雑誌(ニコリ)を創刊し、日本におけるパズル文化を切り開きました。1984年には「数独」を発表し、今では、世界中のパズルファンのみならず、老若男女2億人が楽しんいると言われています。

今年の4月に「難病と数独」というタイトルで講演がしたいと、鍜治さんから数独協会に要望がありました。コロナの感染拡大で実現しませんでしたが、どんな話がしたかったのか、残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます。

スーキーイベント7月を開催いたしました。

7月25日(日)Zoom にてスーキーイベントを開催いたしました。今回は23名のご参加をいだだき、数独協会後藤理事が「対応表の実践練習」と題して講演いたしました。

対応表という考え方は、5月のイベントでご講演いただいた市村氏の「完全包囲消去法」をベースとしています。後藤理事は、盤面に候補数字をできるだけ書かずに、なおかつ消去法で解くために、対応表の活用という方法に至りました。従って、途中までは普通に解き、次の一手が見つからないときに、別紙を用意し、そこに対応表を作成し、そこから予約や井桁を見つける手法を披露しました。

後藤理事は「例えば、あるブロックで3の入らない場所を特定し、その結果残ったマスに3が入る、という攻め方を普通はしていますが、これだけだと、行き詰ってしまうことが多々あります。消去法の考え方は、候補数字の中から入らない数字を消去していく、という逆の攻め方ですので、両方を理解することで、解決の手段が増えます。」と話しました。

数独は、解けない問題があると、そこで挫折して数独から離れていってしまうケースがあります。解き方のカードを増やすことで、何とか数独を嫌いにならないでいただきたいものです。

 

スーキーイベント6月を開催しました。

6月27日(日)Zoomにてスーキーイベントを開催いたしました。今回は全国から11名の会員の皆様のご参加を得て、「メモ書きの方法」というタイトルで座談会をいたしました。

数独を解く際に、ほとんどの方は、チェックをした「覚え」として候補数字をメモ書きすると思います。このメモ書きのやり方は人それぞれで、ご自分が分かりやすい書き方を編み出しておられます。空きマスのどの位置に、どの位の大きさで、どのように書くのか、お一人お一人にご披露いただきました。

京都府Fさんは、ブロックで見つけた候補と列で見つけた候補に違いを付けていました。東京都のKさんは数字の代わりに、黒点を決められた場所に打ちます。この方が数字を書くより早いそうですが、次第に黒点ばかりになって分からなくなるとおっしゃってました。東京都のKさんは、井桁を見つけたときは、他の候補と混じらないように、漢数字でメモするそうです。漢数字というアイデアに皆さんびっくりしました。

日曜日の昼下がり、数独談義に花が咲き、楽しいひと時でした。ご参加の皆様、ありがとうございました。

 

スーキーイベント5月を開催しました。

5月23日(日)Zoomにてスーキーイベントを開催いたしました。32名の皆様がお集まりになり、画面はいっぱいになりました。

今回は、数独協会会員の市村和男さんが「完全包囲消去法」と題し、自ら開発された数独の解き方をご講演してくださいました。市村さんは2013年頃、新聞の数独を解いてみて初級段階で挫折したそうです。それから、お勤めをリタイアされたのをきっかけに、再び数独を解きだし、消去法という独自の解き方を見つけ、その後、独学でこの手法を極めました。

完全包囲消去法では、先ず空白のマスに候補数字をすべて書き込むところからスタートします。そして、不要な数字をどんどん排除していきます。つまり「空きマスに入る数字を見つける」のではなく「入らない数字を消去する」という解き方になります。「見つける」のがヒラメキや勘といった右脳の働きなら、この消去法は理論的に要らない数字を排除する、左脳的な解き方かも知れません。

市村さんは、不要数字を消去する方法を模索する中で、予約には必ず裏の予約が存在すること、タテの井桁にはヨコの井桁が付随することを発見し、「予約・井桁統合理論」を組み立てました。更に「井桁の双対定理」に至り、井桁理論の仕組みを解明されました。市村さんは現在、更なる超上級手筋と呼ばれるChain系や3D-Medusaといったものにも挑戦しているそうです。

完全包囲消去法は大変奥が深く、今回の講演では概略のみをお話しいただきました。日本数独協会では、市村さんにご協力いただき、シリーズでご解説いただき、それをYouTube等にアップしていく計画です。

数独実力テスト2021が開始

日本数独協会では、日頃数独を楽しまれている皆様が、ご自身の解く力がどれぐらいのレベルにあるか、確かめていただくために、「数独実力テスト」を実施しています。テストはいつでもお好きな時に、受けることができます。

2021年度の問題が2021年4月1日より開始されました。受験のレベルは初級、中級、上級の3ランクに分かれています。

詳細は「数独実力テスト」のページをご覧ください。

スーキーイベント3月を開催しました。

3月28日(日)スーキーイベントをZoomで開催いたしました。初参加の方も含め、14名のご参加がありました。

今回は数独協会後藤理事が「限定予約徹底研究」と題して講演を行いました。

「限定予約」という考え方は中・上級の手筋の一つですが、2個予約のように、はっきりとマスを指定できる予約ではなく、「このブロックにおいては、上1段にしかこない」というようなアバウトな捉え方です。このアバウトな決め方が結構便利に使え、次の一手に繋がることがよくあります。特に、ブロック優先で解いているときには、覚えておいて欲しい技です。

続いて、同じく後藤理事が「フィンランドの近・現代史」と題して、フィンランドの歴史を紹介いたしました。フィンランドは1939年から1944年にかけてソ連の侵攻に激しく抵抗し、結果多くの国民が戦死し、国土も荒れ果てましたが、戦後、二人の傑出した大統領の政策により、奇跡的な復興を遂げました。大国に挟まれた小国の生き方を後藤理事は解説されました。

スーキーイベント2月を開催しました。

2月27日(土)スーキーイベント2月をZoomで開催いたしました。1都6県17名の皆様がご参加いただきました。

最初にご講演してくださったのは、数独協会会員の梶原裕希さんです。世界数独選手権の日本代表選手としてご活躍中の梶原さんは「数独を早く解くためのコツ」と題して、実際のトレーニングの方法などをお話ししてくださいました。

毎年秋に開かれる世界大会に参加するためには、先ず日本での予選会を勝ち抜き上位8位に残らなければなりません。前年度代表となった選手もシードなしで、最初から戦うので、梶原さんは、世界各国で毎週のように開かれる競技会にオンラインで参加し、海外選手を相手に腕を磨いているそうです。もちろん、昼間はお仕事でお忙しい身ですので、夜や土日に数独の時間を割り出して、トレーニングなさっている姿には頭が下がります。どのような世界でも一流を維持することがいかに大変なことかが分かりました。

早く解くためのコツとして、「残り数字を早く見つける」というポイントを教えてくださいました。例えば、一つの列に、3、1、9、6、2が入っていたら、残りは4、5、7、8とどれだけ早く見つけられるか、ということです。確かに!!参加の皆さんからもいろいろな質問が出まして、梶原さんは丁寧にお答えしていました。

続いて、協会理事の横田さんが「電話の秘密」と題して、固定電話にまつわる諸々のお話しをしてくださいました。電話のデジタル化は、音声情報を圧縮することで、多くの通話が可能になりましたが、そのため音質が低下するので、誰の声かを識別できるためには、どこまで圧縮可能なのかが、開発のポイントであったそうです。横田さんの在職中のご経験をもとにした貴重なお話を聞くことができました。

奈良で数独講座を開催しました。

2月18日、奈良県奈良市の「平城東公民館」にて、シニア講座の一環として「数独講座」を開催させていただきました。

新型コロナウイルスの感染対策として、講師の後藤は事前にPCR検査を受け陰性であることを確認し、フェイスガードにマスクを着け、講演をいたしました。公民館もアルコール消毒、換気などの万全の体制を整えてくださいました。

参加者は20名で、初めて数独を見るという方も5名いらっしゃいました。第1部として、数独の歴史、数独の脳に与える影響をお話しいたしました。休憩をはさんで、第2部では、ルールの解説から解き方の基本を説明し、練習問題に挑戦してもらいました。日頃より数独を解き慣れておられる方には、別メニューとしてやや難しめの問題に挑戦していただきました。

奈良での数独熱は高く講座を希望される方がたくさんいらっしゃるということで、次回は数独だけの講座を連続で開かせていただくことになりました。

スーキーイベント1月をZoomで開催しました。

1月24日、日曜日の昼下がりに初参加の方も含め、16名の皆さんが画面上にお集まりいただきました。

最初にご講演してくださったのは会員の小島宣明さんです。小島さん趣味は寄席通い。寄席では落語の他に、色物と呼ばれる手品、音曲、そして「紙切り」というのがあります。白い紙を鋏で切り抜き、様々な情景を表現します。季節の風物などを客のリクエストに沿って、即興で鮮やかに切るのを芸としています。小島さんは紙切り演者に「数独!」とリクエストしました。さて、一体どんな図柄が切り抜かれたのかという顛末を面白おかしく、お話しくださいました。

続いて、後藤理事が数独の解き方講座として「井桁見つけたそのあとの一手」と題して講演しました。上級手筋として「井桁理論」の難しいところは、井桁の構造を見つけても、それをどう利用したらいいのか分からないという点にあります。後藤理事は、井桁理論によってある数字があるマスに入らないことが分かったら、先ずそのマスでマスミと手筋を使ってみる、ということを勧めました。次に井桁からのレッツミー、そして井桁からの予約と徐々に複雑になっていく手法を解説しました。

 

 

 

SST最高齢、高澤さんのインタビュー記事掲載

インターネットにてニュースを配信しているJ-CAST社と日本数独協会が共同で運営している「数独ポータル」サイトに、数独協会会員高澤直彦さんのインタビュー記事が掲載されました。

人生100年時代!「毎日の数独が心を豊かにしてくれる」【数独人に会うvol.8】【数独ポータル】 : J-CAST 会員限定 (j-cast.com)

高澤さんは、全国の数独1級合格者だけが参加して競う、2020年度SST(スーパー数独テスト)において、最高齢ながら、31位にランクインされました。70歳を過ぎてから数独の面白さにハマり、以来、毎日コツコツと数独に取り組んでおられるそうです。「5年後、10年後もSSTを受けたい。」という前向きなお姿は、全国の高齢者数独ファンにとって、大きな大きなエールです。

 

 

 

 

YouTubeサイトを開設

日本数独協会では、このたびYouTubeサイトを開設しました。

先ず「数独の解き方講座」として、数独の解き方を動画で説明しております。数独の手筋を学びたい方、数独の解き方を教えたい方、どうぞこのサイトをご活用ください。講師は当協会理事の横田和之氏です。YouTubeサイトでは、今後は講演会、イベント、インタビューなど数独にかかわる楽しい動画をアップロードしていくつもりです。是非、チェンネル登録をしてください。

YouTubeチャンネル

スーキーイベント12月をZoomで開催しました。

12月20日スーキーイベントをZoomで開催しました。年末のお忙しい中、10名の皆さんが参加してくださいました。

年末は恒例のクイズ大会です。いろいろな種類のクイズに挑戦していただき、解答をご自分の画面に提示していただくという方法で何とかZoomでも楽しく遊ぶことができました。例えば、Only One Gameは与えられた選択肢から、どれか一つを選び、それが他の方が選んでなければ、ポイントがもらえます。約1時間半ほどの息詰まる熱戦を制したのは、神奈川県のT.Kさんでした。賞品としてニコリ社発行の数独の本をプレゼントいたしました。

第2回SSTの結果発表

第2回スーパー数独テスト(SST)の結果を発表いたします。

SSTは数独上級者が一年に一度、早さと正確性を競うお祭りです。昨年に引き続きニコリ社が作成した難問5問に挑戦していただきました。さすが数独自慢の方々の激しい争いとなりましたが、「ヒライ」さんが984点というものすごい記録を出されて優勝しました。おめでとうございます。5問全部の解き時間は34分0秒でした。そこから11分ほど遅れて2位の「Kazu」さんは960点でした。10位までの方が900点台というハイレベルな戦いとなりました。

数独協会会員で最高年齢の「黄昏人」さん(85歳8か月)が794点で31位に、最少年齢「のの」さん(11歳8か月)が737点で46位にランクインしました。どちらも素晴らしい!!

また、過去4度の数独世界チャンピオン森西亨太さんにもゲスト参加していただきました。森西さんは、この5問をたった26分46秒で解き、得点としては995点となりました。さすがに桁外れの力です。

参加の皆様お疲れさまでした。来年も是非また奮ってご参加ください。

<受験資格者> 128名 <受験者> 125名 <解答提出者> 108名 <平均点>691点

<上位者>

1位:ヒライ 984点

2位:Kazu 960点

3位:なっぴ 953点

4位 県柏の兼也 943点

5位:きぃーぼう 935点

6位:ケーン 927点

7位:たっくん 926点

8位:ASTRAC 913点

9位:SKNG 900点

9位:Nore 900点

11位:D先生 899点

12位:数独親善大使 890点

13位:崎山明日香 888点

14位:tkg 883点

15位:ken 874点

16位:蟹味噌太郎 854点

17位:Tomo 846点

18位:ギョーザ定食 843点

19位:坂倉伊織 836点

20位:たもっち 834点

 

スーキーイベント11月をZoomで開催しました。

11月22日(日)Zoomで16名の皆さんと繋がり、スーキーイベント11月を開催しました。

参加の皆さんには飲み物をそれぞれでご準備いただき、先ずは乾杯から始まりました。ビールの方、コーヒーの方、食べたり飲んだりと日曜日の昼下がりを数独談義で盛り上がりました。数独作家のびわゼリーさんや、世界数独選手権日本代表の梶原さんのご参加もあり、解き方やら、作り方など話は多岐にわたり、あっという間の一時間でした。

鳥取や名古屋からのご参加もあり、画面を通してですが、こうして全国各地の方々と一堂に会することができる便利な世の中になりました。外出もなかなかままならない状況ですが、リモートであれば、マスクもなしにおしゃべりができます。参加の皆さまありがとうございました。久しぶりに数独の生きた会話ができて、何か、スッキリいたしました。(お写真は参加の皆様のご許可をいただいて掲載しました。)

スーキーイベント10月を開催しました。

10月27日(火)渋谷の八雲クラブにてスーキーイベントが開催されました。写真のように、参加者の方々にはマスク着用をお願いし、窓を開け放った状態で行いました。

講師には(株)ニコリ社より安福副社長にご登壇いただき、今回のSSTの問題の解き方解説をしていただきました。問題作成者でもある安福氏の解説は、微に入り細に入り、しかも作者の意図についてもご説明いただき、参加者の皆さんは大満足でした。今回の中でも一番手強かった5番については、質問が飛び交い、井桁の筋を見つけるコツというようなところまで、話が膨らみました。

コロナ禍で参加者は5名とこれまでの中で、一番少ない人数でしたが、安福氏は全く意に介せず、最後まで熱心にお話しくださいました。

スーキーイベント9月開催しました。

9月23日(水)渋谷の八雲クラブにて、スーキーイベントが2か月ぶりに開催されました。新コロナウイルス感染予防策を取りながら、ご参加12名の方々とひと時を楽しく過ごしました。

1)最初にご登壇いただいたのは、数独作家「びわゼリー」氏です。「作家の仕掛け」というタイトルで難しい数独を作る際に、どのようにして予約や井桁の手筋を織り込むのかという、ある意味作家の企業秘密をお話しくださいました。びわゼリー氏はかなり初期の段階で、この手筋を織り込み、それをステップに他の部分を作っていくという過程を、実際の作問を例に説明していただきました。解く側も大変ですが作る作家はもっと大変なのだということをつくづく知りました。(なお、びわゼリー氏は日常は医療のお仕事で病院に勤務しており、このコロナ禍のお忙しい中、お時間をとってわざわざ講演をしていただきました。ありがとうございます。)

2)続いては、毎回恒例の岡本理事による「数独アート」新作の発表でした。ニコリ社出版「数独通信第39号」の表紙を飾ったのは将棋の盤面です。この盤面の駒の置かれていない場所に数字が隠れており、それが数独になっているという仕掛けです。岡本氏が将棋を素材に数独アートを思いついた5月頃から、にわかに将棋界が脚光を浴びるようになり、岡本氏も制作にますます力が入ったということです。是非、書店でこの本をお買い求めの上、じっくりと隠れている数独を探してください。

3)最後に飛び入りで、NPO法人ソーシャルハーツ代表の川上さんにお話しいただきました。3年前の9月、川上さんのご尽力により、日本で初めての数独認定試験が岩手県の大槌町で開催されました。川上さんは現在は大槌町ばかりでなく、北上市や横浜市でも数独を取り入れた高齢者の学習支援のセミナーを定期的に開催されています。また東北大の加齢医学研究所とタイアップして、認知症ゼロに向けた活動にも取り組んでおられるそうです。お忙しい中、スーキーイベントに駆け付けていただき感謝いたします。

SST答案全国から続々と

9月14日より開始されましたスーパー数独テスト(SST)は、早くも全国から続々と答案が数独協会に戻ってきています。

熱いコメントもたくさんいただいております。ありがとうございます。

締め切りは10月12日(当日消印有効)までです。

まだ時間がありますので、ゆっくりお取組みください。

調布市東部公民館にて数独講座

東京都調布市東部公民館における「シルバー講座」の一環として数独講座が開かれました。
「数独の沼へようこそ」という題で全3回の講座となっています。
新コロナウイルス感染対策として、参加者の皆さんが距離を保って着席しています。

初回は、数独の歴史とルールについて説明のあと、皆さんでやさしい問題を一緒に解きました。

第2回スーパー数独テスト(SST)が開始。

超上級者向けテスト、スーパー数独テスト(SST)が9月15日から開始されます。
これは、数独協会会員で1級合格者の皆様を対象とした全国テストです。
正確さと早さを競います。今年は第2回目となり、昨年のほぼ倍の方々が挑戦されます。

調布市東部公民館で数独講座

東京都調布市の東部公民館において全3回に渡り、数独講座を開きます。
題して「数独の沼へようこそ」。日程と講座内容は下記の通りです。
1回目:9月10日(木)午後2時~4時「数独の歴史と解き方の基本」
2回目:9月24日(木)午後2時~4時「解き方講座:初級から上級まで」
3回目:10月22日(木)午後2時~4時「実践練習と実力認定テスト」
講師:数独協会代表理事 後藤好文

詳細は下記ページをご覧ください。
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1473405624947/index.html
お申込み、お問い合わせは調布市東部公民館にお電話してください。

スーキーイベント再開

3月、4月、5月、6月と4か月に渡りお休みしておりましたスーキーイベントを
ようやく再開いたしました。
7月24日(祝)渋谷のいつもの会場「八雲クラブ」に理事を含め10名の参加者が集まりました。
当日はコロナ対策として、参加の皆さんには手指の消毒、マスク着用をお願いし、
窓を全開したままでの開催となりました。
(株)ニコリから「数独通信」新編集長の礒部さんがお見えになり、数独通信の編集に
まつわるいろいろなお話を聞かせてもらいました。
難易度の判定では「★2個と★3個の差」にいくつかの決まりがあるのに驚かされました。
続いて、後藤理事より「市村式完全包囲消去法」の解き方講座がありました。当協会会員で
長崎県にお住いの市村さんが考案された数独の体系的な解き方です。
今回は入門編で、この手法の基本的な考え方を、そして応用編<井桁の部>では、
対応表というマトリクスを使った井桁の発見法を披露しました。

また7月26日(日)はZoomを使ったオンラインイベントが開催されました。
10名の参加者の皆さんが午後2時、オンラインで一堂に会しました。40分という制限があるため
すぐに、後藤理事の解き方講座に入りました。渋谷でのイベントと同じ内容を共有画面にて
説明をいたしました。入院中のベッドからご参加の方もあり、オンラインの威力を感じました。

史上最年少で1級合格


現在実施中の数独実力テストで、埼玉県にお住いの「ののかさん」が史上最年少11歳と1か月で見事、1級に合格しました。
ののかさんは、まだ幼稚園に通っている頃から、おじい様に数独の手ほどきを受け、
おじい様と一緒に楽しく数独を解いていたそうです。
お母様のお話ですと、今回のテストも横目でテレビを見ながら解いたそうで、それでも楽々1級合格でした。
数独は、柔軟な発想力と諦めない心を育みます。是非、ののかさんのように、未来ある若者たちに楽しんでもらいたいと思います。

5月スーキーイベントも中止

新型コロナウイルスの感染拡大、それに伴う非常事態宣言、更にその延期と
出口の見えない困難な状況が続いております。
数独協会といたしましては、3月、4月に引き続き、5月のスーキーイベントも
中止といたします。どうぞ、ご自宅で数独をお楽しみください。

数独実力テストが熱い!

4月1日より、「数独実力テスト2020」のお申込みを開始いたしました。既に大変多くの皆様からご応募があり、順次問題を発送しております。
ご返却された答案もできる限り早く採点し、認定証とご一緒にお送りしています。
今回は、日本在住の外国籍の方や、ハワイ州在住の日本人の方も受験され、国際色豊かになってきました。
また、埼玉県のN.Tさんは、11歳1か月で見事1級に合格しました。これは当協会1級合格者の最年少記録です。
新型コロナウイルスの拡大で、外出自粛のおり、ご自宅で受験できる「数独実力テスト」に是非トライしてみてください。

2月スーキーイベント報告

「スーキーイベント2月」は2月16日(日)東京・渋谷の「八雲クラブ」にて開催されました。コロナウイルス感染拡大の影響で、3名のキャンセルがありましたが、小雨降る中、理事を含め13名の皆さんがお集まりになりました。
本会に先立つ「解き方研究会」は、午後1時より1時間行われました。2月の課題問題を皆さんで解きました。詳細は「解き研レポート」にてご報告します。
午後2時より本会が始まり、最初のメニューは、協会理事岡本修身氏の「数独アート」最新作の発表でした。数独通信第38号の表紙に登場したのは、何とマスクメロンをモチーフとした数独の盤面です。(添付写真参照)
岡本さんは「マスクは仮面ではなく、Musk、じゃ香の意味です。」というお話から始められ、表面の網目模様は、じつは「ひび割れ」と説明されました。その網目模様の中に数字を見出すのは、さすがです。
続いて、横田理事が12月に引き続き、テンプレートを使って、レッツミー型の予約を見つける方法をスピーチしました。今回は、会員の小貫氏のご協力で、参加者全員分のテンプレートをご用意しました。練習問題にテンプレートを実際に置いてみて、見つけやすくなるか試してみました。参加者の方からは「ん~微妙!」という声がありました。レッツミー型だけでなく他の手筋にも対応できる可動式のテンプレートがあるとよいのですが。
最後に登壇されたのは、会員の藤川美帆氏です。藤川氏は今年の1月インドのハイデラバードで開催された数独選手権アジア大会に日本選手団の一員として参加されました。日本チームは団体戦で3位だったそうです。普通の数独の問題に加え、いろいろとルールを付加した、いわゆる「バラエティ数独」の問題が1週間前に英語で伝えられ、そのルールに従って解くそうです。インドでは中国同様、小中学生に数独が流行っていて、10代の選手が主力だそうです。

次回のスーキーイベントは
3月10日(火)午後5時より研究会、6時より本会となっております。

1月スーキーイベント報告

「スーキーイベント1月」は1月22日(水)東京・渋谷の「八雲クラブ」にて開催されました。お久しぶりに参加の方もあり、理事を含め15名の皆さんがお集まりになりました。

本会に先立つ「自主研究会」は、数独の手筋を研究する集まりです。今回の課題は「心が折れる問題」ということで、事前にお知らせした難問を皆さんで解きました。また、地方にお住まいなどで、当日ご参加できない会員の方からも、「こう解いた」というメールを何通かいただきました。ネットを通して、こうした交流をもっともっと深めていきたいと思います。

本会最初のメニューは、協会会員の吉田さんによる「新春初笑い・漫談とマジック」でした。昨年に続き2度目の講演です。数字にちなんだ新ネタのショート漫談を次々とご披露され、参加の皆さんは笑ったり、感心したりの楽しいひと時でした。

続いて、後藤理事が「作家の仕掛けに愛はあるのか」と題して、数独解き方講座を開きました。後藤理事の分析では、作家の仕掛けには(1)数字による仕掛け(2)手筋による仕掛け(3)次の一手による仕掛けの3種類があるそうです。例題を使いながら、作家が仕込んだ「愛と意地悪」について話されました。ちょうど作家の「びわゼリー」さんがご出席でしたので、びわゼリーさんの問題を俎上に上げ、分解いたしました。

少し時間が余りましたので、皆さんで行き詰ったときの打開法など、雑談をいたしました。ウクライナ旅行からお戻りになられたばかりのY氏が空港で買い求めたというロシア語の数独の本をご披露いただきました。ロシア語では数独のことを「CYAOKY」というのですね。(AはAのように見える字)

次回のスーキーイベントは
2月16日(日)午後1時より研究会、2時より本会
3月10日(火)午後5時より研究会、6時より本会となっております。

数独で生きがい創出

岩手日報記事 (ソーシャルハーツ)2019年12月10日
NPO法人ソーシャルハーツ代表の川上誠さんの活動が、岩手日報12月10日号に取り上げられました。
川上さんは東北大震災後の2013年より、岩手県大槌町で高齢者を対象に、数独を中心とした学習支援活動を行ってきました。7年間に渡る地道なボランティア活動を
岩手日報が特集として取り上げました。
日本数独協会と川上さんとのご縁は2016年より始まり、協会理事は大槌町に何度も伺い数独教室を見学いたしました。そして、川上さんのご尽力と、大槌町の全面的な支援の下、
第1回数独技能認定試験が2017年9月9日、大槌町にて開催され県内外より250名(自宅受験も含む)の方が日本初の数独のテストに挑戦しました。
川上さんは現在、更に活動の幅を広げ、各地で数独教室を開いておられるそうです。

12月スーキーイベントご報告

12月スーキーイベント

「スーキーイベント12月」は12月17日(火)東京・渋谷の「八雲クラブ」にて開催されました。年末のお忙しい中、初参加3名の方も含め、14名の方にご参加いただきました。
長崎市にお住いのI氏はたまたま東京でご用事があったということで、駆け付けてくださいました。

本会に先立つ「自主研究会」は、数独の手筋を研究する集まりです。今回の課題は「井桁理論で解く問題を、井桁を使わずに解けるか」というものでした。結局、仮定法(仮に、ここに5を置いてみて進めると、矛盾が生じる、したがってこの場所に5は来ない)以外には解決法がないことが分かりましたが、活発なご意見が飛び交いとても勉強になりました。

本会最初のメニューは、協会会員の横田氏による数独解き方講座「レッツミー型の新しい予約検出方法」でした。数独を解くテクニックとして、「予約」はとても大事な考え方です。この中の「レッツミー型予約」は頻繁に表れるのですが、見つけにくいところに隠れています。横田さんは予約の可能性のあるブロックを絞ることで、早く見つけるという方法をご提案されました。特に出色だったのは、セルロイドで制作されたテンプレートです。これを盤面にあてはめると、必要なブロックが浮き出てくるので、探しやすいとのことでした。

続いては年末恒例ゲーム・クイズ大会でした。参加者の皆さんをA、B両チームに分け、暗号数独、漢字クイズ、料理レシピクイズなどいろいろなクイズに挑戦していただきました。
クイズ最終問題は「来年で解散する嵐のメンバー5名の姓名を答えよ」というものでした。おじさん、おばさんがポカンとする中で、初参加若手女性があっさりと答え、A、Bチームめでたく同点で終わるという大団円でした。

なお、来年のスーキーイベントは
1月22日(午後6時より)と2月16日(日)午後2時よりとなっております。

新しい理事が参画

2019年12月より数独協会に新しい理事が誕生しました。ご紹介いたします。
横田和之氏 1947年愛知県に生まれ、現在は神奈川県相模原市に在住です。
数独歴は、2017年1月NHK文化センター町田の「数独教室」に通うようになり、
目覚めたとのことです。
将来は高齢者の方々に数独を教えていきたいとおっしゃっています。
新しい理事を迎え、更に数独協会の活動の幅を広げていきたいと思います。