8月13日(土)元数独世界チャンピオン森西亨太さんが、数独協会スーキーベント8月の講師として講演されました。森西さんは世界数独選手権において、これまで4度も優勝され世界屈指の数独アスリートとして有名な方です。参加者は25名でした。
講演では、世界選手権とはどのような戦いなのかというお話から始まり、上位者の実力にはほとんど差がなく、自分が優勝できたのは幸運でしたと振り返りました。普段の練習法や、早く解くコツなどを約1時間半にわたってお話いただけました。どんなに難しい問題も最後の20~30マスくらいはEasyになるので、そこのスピードを上げるため、易しい問題も練習するそうです。
また、10月に3年ぶりにポーランドで開催予定の世界選手権に向け、王座奪還の意気込みを語ってくれました。中国の若手「Tantan選手」が強敵になるかも知れないとのことでした。世界中の数独ファンがその技能を争う競技ですが、やはりその前提になるものは平和です。コロナやウクライナ戦争など、数独アスリートを取り巻く環境は厳しく、ピリピリとしたものになるでしょう。しかし、どうか和気あいあいと、数独を通しての交流を深めていただきたいと思います。