スーキーイベントは8月9日(木)午後6時より渋谷の貸会議室「八雲クラブ」にて開催されました。大型の台風が関東地方を直撃するのではないか、ということで当日まで開催が危ぶまれましたが、未明に通過したため、台風一過、さわやかな夕暮れに、初参加2名の方を含む12名の皆さんのご参加をいただき開催されました。
先ず、登壇したのは、毎回数独をモチーフとした独特のアートで数独通信(ニコリ社刊)の表紙を飾っている岡本理事です。第35号の表紙は「錦鯉」でしたが、その美しさに皆さんが目を見張りました。
数独をモチーフというより、絵の中に数独が溶け込んでいて、岡本理事は「これは錯視ではないが、錯視を思わせる絵」と話しました。そこから古典的な錯視の実例や絵を紹介し、人間は目で見たものを脳の中で編集し、それを現実としてみていると話しました。
続いて、岡本理事の作品の中から時計をモチーフをとした数独アートのコピーを皆さんに配り、時計の文字盤に針を書き込むことで、数独を解くという難題にチャレンジしました。普通の数独を解くよりはるかに困難な作業に、「数字のありがたみが分かりました」という感想が聞かれました。
続いて、鍜治理事が久しぶりに登場し、数独よもやま話と称して、数独が一番始めに掲載された「パズル通信ニコリ」第12号を皆さんに披露しました。
それから数独ブームの最中、海外で鍜治理事自身が、Inventor(考案者)、founder(創設者)などと呼ばれた体験を話されました。the god father of Sudoku (数独の名付け親)という呼ばれ方が一番スッキリし、名刺にもそう印刷したということです。
最後に恒例の数独団体戦を行いました。今回は「数独ベルトコンベアー」というゲームを楽しみました。6名1チームで、それぞれに別の問題が配られます。
スタートの合図とともに、解き始め、1分経つと、やりかけの問題を左の人に渡します。右からは途中まで解いた問題が送られてきます。
こうして、1分ごとに左に送り、送られてきた問題を解き、問題が解き終わり、手のあいた人は他の人を助けに行くという、慌ただしいゲームでした。
誰かが半分解いた問題というのは、実に解きにくくABチームともに、破綻が生じ、大騒ぎの中で終了しました。
イベント終了後はピザの宅配と缶ビールにジュースという懇親会をいたしました。現在応募受付中の数独認定試験のお話などに花が咲き、夜の9時半まで盛り上がりました。
来月のスーキーイベントは9月13日(木)18時より開催いたします。場所は同じく渋谷の「八雲クラブ」を予定しております。