そこで、私は日本数独協会の後藤理事にメールをしました。
宮崎で数独教室を開くことになりましたと報告いたしますと、理事は大変喜んでくれました。私が「どう教えたらいいのか、悩んでいます。」と尋ねると、理事は「教えるというより、参加の皆さんと一緒に数独を解いたらいいじゃないですか。」と言ってくれました。理事の推薦で、最初の教科書は「じぃじとばぁばのようこそ数独! 」を使うことにしました。「先ずは解ける喜びを味わっていただく。」ということを最初のテーマとすることにしました。
嬉野さんに報告しますと、 講座は2021年の6月から毎週水曜日の午前9時30分から11時までの90分ということで、 決定しました。また、他の講座の進め方や生徒さんの様子など、嬉野さんは丁寧に教えてくださり、何とかやっていけそうな自信がわいてきました。
ところが、2021年に入って、 新型コロナの感染がますます広がり、3月には第4波が襲来し、 公民館での講座は軒並み中止となりました。嬉野さんから連絡が入り、 6月からの講座は9月まで延期ということになりました。がっかりもしましたが、 準備にいささか不安もありましたので、正直、少しホッとしたところもありました。