宮崎県宮崎市には、市が運営する公民館や、 交流センターは全部で32カ所ありますが、電話をいただいたのは、そのうちの「檍(あおき) 公民館」社会教育指導員の嬉野(うれしの)さんという方でした。
「数独教室の講師をお願いできませんか?」と突然聞かれ、 びっくりしてしまいました。
「どうして、私の携帯の番号を知っているのですか?」 と逆に質問しますと、
「”数独・宮崎”で検索したら、 あなたのお名前と電話番号がでてきたのでそれで、電話してみました。」とのことでした。
私にしてみれば、願ったりかなったりの話で、何はさておき、 早速、檍公民館に駆けつけて、嬉野さんにお会いしました。
嬉野さんご自身、新聞の数独を解くうちに、 すっかり数独の魅力にはまってしまい、問題集の本を買い込んで、 解いていくうちに超難問も解けるようになったそうです。囲碁、将棋よりルールが簡単で、 誰でも夢中になれるこのパズルを、公民館での講座のひとつにしたいとお考えになったそうです。
「やります、やります。やらせてください。」 と私は返事をして帰ってきたのですが、考えてみれば、私の数独の実力は中級レベル。 井桁理論も良く理解できていないし、とんでもない上級者が参加してきたらどうしよう。
これで果たして教えられるのか、急に不安になってきてしまいました。