9月8日毎日メディアカフェにおいて、定例イベント「数独の夕べ9月」が開催されました。
今回はまず「数独通信の10年を振り返る」と題して、ニコリ出版「数独通信」の安福良直編集長と表紙デザイナーである岡本修身・日本数独協会理事によるパネルディスカッションをしました。
2006年10月創刊の数独通信はちょうど10周年を向かえ、ますます油がのってきました。
数独の問題だけでなく、数独の解き方、作り方、数独にまつわるエピソード、更に読者にとっては投稿作品の登竜門として、絶大な部数を誇っています。これは世界でも類のない数独雑誌といえます。
安福さんは創刊時の思いとして、「そもそも数独通信を作りたいと思ったのは、当時、数独ブームが続いていましたが、ブームが終わったら、誰も解かなくなるのではないかと恐怖感を持っていました。
だから、数独の面白さを伝えて、ブームが終わっても数独を好きな人が残っている状態にしたいなと考えたからです。」と述べました。岡本理事は今後の表紙について「デザインのネタは日々探しています。旬のものを出したいと思いますが、2月、8月発行だと使えるものが限られています。ネタをファイルしながら、出すタイミングを考えていきたい」と抱負を語りました。
続いて登壇した後藤理事が提案したのは「数独検定」です。全国の数独ファンから協会には「数独検定」をやって欲しいという要望がきています。そこで、検定お試し問題を作り、参加の皆さんに挑戦してもらいました。「D-8のマスには8がきます。その理由を説明してください」など早解きではなく、手筋の理解度を検定する仕組みです。参加者の皆さんは戸惑いながらも、一生懸命挑戦してくださいました。もう少し洗練させ、やがて全国規模で数独検定が開かれることを目指したいと思います。
最後は毎回おなじみの「数独占い」です。佐貫僚理事のMCで、参加者が数独の問題に挑戦しました。
この日の制限時間は7分間。比較的易しい問題でしたので、なんと6名の方が正解され、ジャンケンで当選者を決めました。数独協会オリジナルTシャツ、数独の本がプレゼントされました。
次回は10月13日(木)18:30~20:00です。
世界数独選手権優勝者森西さんにお話しをうかがう予定です。