8月18日毎日メディアカフェにおいて、定例イベント「数独の夕べ8月」が開催されました。
最初に登壇したのは、NPO法人ソーシャルハーツ代表理事の川上誠さんです。
川上さんはインテル本社、インテルジャパンを経て、いくつかの日本法人社長を歴任しました。
2012年にはハーバード大学特別研究員(フェロー)として1年間、高齢者教育を研究。
13年に息子さんと一緒にソーシャルハーツを設立しました。活動の拠点は東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町です。
自ら仮設住宅に住み込み、被災者とともに生活しながら高齢者の自立支援に取り組んできました。
2013年から脳トレ、認知症予防を目指し「シニアハーツ教室」を開き、数独を教材として取り入れました。
最初はほとんどの方が否定的で、解こうとさえしなかったそうですが、やがて少しずつ数独ファンが増え、今では、一番の人気教材になったそうです。98歳の女性がたいへんな集中力で数独に挑戦しているお話しや、仮設住宅に笑いが戻ったお話しなど、心温まる講演でした。
続いて後藤理事による「数独マスターへの道」。中級手筋をご紹介するコーナーです。今回はこれまでの手筋「ブロッケン」「レッツミー」「マスミ」「いずれにして理論」「予約」をもう一度おさらいし、最後の手筋「井桁の理論」を解説しました。この6っつの手筋で、どんな難問でも解けるようになります。
最後は恒例に「数独占い」。数独の問題1問を制限時間内にどれだけ解けるかの競争です。でも、最後は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」でエイヤで数字を書き込みます。今回は何と、正解者が3名いらっしゃいました。そのうちの一人が登壇された川上さんで、数独協会特製オリジナルTシャツを獲得しました。
次回は9月8日(木)18:30から開催いたします。