5月29日(日)東京・渋谷の「八雲クラブ」にて数独協会イベント(スーキーイベント)を開催いたしました。半年ぶりのライブのイベントということで、渋谷のイベントとしては最高の21名の皆様にご参加いただきました。
最初に、デザイナーの岡本修身氏にご登壇いただき、「数独アート」作品の中から、自薦傑作をご紹介いただきました。数独アートとは、実際の数独の盤面を、様々なモチーフで表現するものです。岡本さんは、数独と出会い、先ずは数独Tシャツを作るところから始めたそうです。そこから、1から9までの数字を他のモチーフで表現できないかという試行錯誤が始まり、時に、歯車であったり、池に浮かぶ鯉であったりと世界は広がり、その美しいデザインは「数独通信(ニコリ社刊行)」の表紙を飾ってきました。(創刊号から第40号まで)いつか、1冊の本として、出版される日をお待ちしております。
次に数独作家「びわゼリー」氏にご登壇いただき「井桁予約」という手筋について解説していただきました。2つ以上の井桁が同列で発生した場合、予約が成立するという理論を、ご自身の作品を例題としてご説明していただきました。最近の「超激辛数独」では、井桁が何列も重複されてくる難問が多く、この手筋を使うと、かなりテンポよく、排除できる数字が決まるということが分かりました。びわゼリー氏は普段は医療現場でお勤めになっており、職業柄お話の流れが淀みなく、親切で分かりやすい講座でした。
午後2時から3時半まで、皆さん熱心に耳を傾けておられました。