スーキーイベントは4月5日(木)渋谷の貸会議室「KOMOREBI」で8名のご参加をいただき、開催されました。
今回は、先ず「変形数独」の紹介を後藤理事が行いました。2005年数独がブームとなった後、数独の盤面やルールをアレンジしたVariety Sudoku(バラエティ数独)と呼ばれる変形数独が世界中に次々と登場しました。マレーシア数独協会のリーさんがこれに興味を持ち、10年の歳月をかけ、300種類以上の変形数独を集めました。今回のその一部を披露しました。
後藤理事が紹介したのは ①147 Sudoku ②Even Odd Sudoku ③Round Off Sudoku ④Before 9 Sudoku の4種類でした。②Even Odd Sudoku (図を参照) ではタテ列、ヨコ列、3x3のブロックの中に1~9の数字が一つづつ入るというルールは数独と同じですが、その他に、灰色のマスには偶数、白いマスには奇数が入るというルールが追加されます。これによって、例えば、左上の3x3のブロックを見てみると、「7」は奇数で入る場所は白マスですから、「1」の下に決定します。このようにして、偶数奇数の追加ルールをうまく使いながら解いていくのは、通常の数独とはちょっと違った味があります。
参加者の皆さんは戸惑いながらも、「これは面白い!」と楽しんでいました。
続いて、久しぶりに「占い数独」を楽しんでいただきました。これは数独の盤面の中に3カ所の指定された空きマスがあり、このマスに入る数字を当てるというものです。制限時間の中で答えが決まらないときに、エイヤで入れた数字が当たるか、当たらないかというところから「占い数独」と名付けられたものです。今回は数独作家の内山さんから、スーキーイベント のために作品をご提供いただきました。20分の制限時間の中でも、一つだけ、なかなか答えが見つからない難問で、参加者の皆さんは最後は苦し紛れに「6」か「9」を入れました。結果「6」を入れた人が正解でした。答えを聞いて、大盛り上がりとなりました。
最後に恒例の数独団体戦を行いました。参加者の皆さんが2チームに分かれ、一人1分で交代しながら解いていく「リレー数独」で遊びました。これも内山さんご提供の問題を使いました。一人1分で3~5カ所が見つかるというちょうど手ごろな易しさの問題と、参加者の皆さんから絶賛の声が上がりました。
次回のスーキーイベントは5月12日土曜日午後1時から3時まで、同じく渋谷の貸会議室「KOMOREBI」で開催します。スーキーイベント始まって初めての土曜日開催となります。どうぞ、お誘いあわせの上、ご参加ください。会員以外の方でも、会員のご紹介があれば参加できます。