数独実力テスト2021が開始

日本数独協会では、日頃数独を楽しまれている皆様が、ご自身の解く力がどれぐらいのレベルにあるか、確かめていただくために、「数独実力テスト」を実施しています。テストはいつでもお好きな時に、受けることができます。

2021年度の問題が2021年4月1日より開始されました。受験のレベルは初級、中級、上級の3ランクに分かれています。

詳細は「数独実力テスト」のページをご覧ください。

スーキーイベント3月を開催しました。

3月28日(日)スーキーイベントをZoomで開催いたしました。初参加の方も含め、14名のご参加がありました。

今回は数独協会後藤理事が「限定予約徹底研究」と題して講演を行いました。

「限定予約」という考え方は中・上級の手筋の一つですが、2個予約のように、はっきりとマスを指定できる予約ではなく、「このブロックにおいては、上1段にしかこない」というようなアバウトな捉え方です。このアバウトな決め方が結構便利に使え、次の一手に繋がることがよくあります。特に、ブロック優先で解いているときには、覚えておいて欲しい技です。

続いて、同じく後藤理事が「フィンランドの近・現代史」と題して、フィンランドの歴史を紹介いたしました。フィンランドは1939年から1944年にかけてソ連の侵攻に激しく抵抗し、結果多くの国民が戦死し、国土も荒れ果てましたが、戦後、二人の傑出した大統領の政策により、奇跡的な復興を遂げました。大国に挟まれた小国の生き方を後藤理事は解説されました。

スーキーイベント2月を開催しました。

2月27日(土)スーキーイベント2月をZoomで開催いたしました。1都6県17名の皆様がご参加いただきました。

最初にご講演してくださったのは、数独協会会員の梶原裕希さんです。世界数独選手権の日本代表選手としてご活躍中の梶原さんは「数独を早く解くためのコツ」と題して、実際のトレーニングの方法などをお話ししてくださいました。

毎年秋に開かれる世界大会に参加するためには、先ず日本での予選会を勝ち抜き上位8位に残らなければなりません。前年度代表となった選手もシードなしで、最初から戦うので、梶原さんは、世界各国で毎週のように開かれる競技会にオンラインで参加し、海外選手を相手に腕を磨いているそうです。もちろん、昼間はお仕事でお忙しい身ですので、夜や土日に数独の時間を割り出して、トレーニングなさっている姿には頭が下がります。どのような世界でも一流を維持することがいかに大変なことかが分かりました。

早く解くためのコツとして、「残り数字を早く見つける」というポイントを教えてくださいました。例えば、一つの列に、3、1、9、6、2が入っていたら、残りは4、5、7、8とどれだけ早く見つけられるか、ということです。確かに!!参加の皆さんからもいろいろな質問が出まして、梶原さんは丁寧にお答えしていました。

続いて、協会理事の横田さんが「電話の秘密」と題して、固定電話にまつわる諸々のお話しをしてくださいました。電話のデジタル化は、音声情報を圧縮することで、多くの通話が可能になりましたが、そのため音質が低下するので、誰の声かを識別できるためには、どこまで圧縮可能なのかが、開発のポイントであったそうです。横田さんの在職中のご経験をもとにした貴重なお話を聞くことができました。

奈良で数独講座を開催しました。

2月18日、奈良県奈良市の「平城東公民館」にて、シニア講座の一環として「数独講座」を開催させていただきました。

新型コロナウイルスの感染対策として、講師の後藤は事前にPCR検査を受け陰性であることを確認し、フェイスガードにマスクを着け、講演をいたしました。公民館もアルコール消毒、換気などの万全の体制を整えてくださいました。

参加者は20名で、初めて数独を見るという方も5名いらっしゃいました。第1部として、数独の歴史、数独の脳に与える影響をお話しいたしました。休憩をはさんで、第2部では、ルールの解説から解き方の基本を説明し、練習問題に挑戦してもらいました。日頃より数独を解き慣れておられる方には、別メニューとしてやや難しめの問題に挑戦していただきました。

奈良での数独熱は高く講座を希望される方がたくさんいらっしゃるということで、次回は数独だけの講座を連続で開かせていただくことになりました。

スーキーイベント1月をZoomで開催しました。

1月24日、日曜日の昼下がりに初参加の方も含め、16名の皆さんが画面上にお集まりいただきました。

最初にご講演してくださったのは会員の小島宣明さんです。小島さん趣味は寄席通い。寄席では落語の他に、色物と呼ばれる手品、音曲、そして「紙切り」というのがあります。白い紙を鋏で切り抜き、様々な情景を表現します。季節の風物などを客のリクエストに沿って、即興で鮮やかに切るのを芸としています。小島さんは紙切り演者に「数独!」とリクエストしました。さて、一体どんな図柄が切り抜かれたのかという顛末を面白おかしく、お話しくださいました。

続いて、後藤理事が数独の解き方講座として「井桁見つけたそのあとの一手」と題して講演しました。上級手筋として「井桁理論」の難しいところは、井桁の構造を見つけても、それをどう利用したらいいのか分からないという点にあります。後藤理事は、井桁理論によってある数字があるマスに入らないことが分かったら、先ずそのマスでマスミと手筋を使ってみる、ということを勧めました。次に井桁からのレッツミー、そして井桁からの予約と徐々に複雑になっていく手法を解説しました。

 

 

 

SST最高齢、高澤さんのインタビュー記事掲載

インターネットにてニュースを配信しているJ-CAST社と日本数独協会が共同で運営している「数独ポータル」サイトに、数独協会会員高澤直彦さんのインタビュー記事が掲載されました。

人生100年時代!「毎日の数独が心を豊かにしてくれる」【数独人に会うvol.8】【数独ポータル】 : J-CAST 会員限定 (j-cast.com)

高澤さんは、全国の数独1級合格者だけが参加して競う、2020年度SST(スーパー数独テスト)において、最高齢ながら、31位にランクインされました。70歳を過ぎてから数独の面白さにハマり、以来、毎日コツコツと数独に取り組んでおられるそうです。「5年後、10年後もSSTを受けたい。」という前向きなお姿は、全国の高齢者数独ファンにとって、大きな大きなエールです。

 

 

 

 

YouTubeサイトを開設

日本数独協会では、このたびYouTubeサイトを開設しました。

先ず「数独の解き方講座」として、数独の解き方を動画で説明しております。数独の手筋を学びたい方、数独の解き方を教えたい方、どうぞこのサイトをご活用ください。講師は当協会理事の横田和之氏です。YouTubeサイトでは、今後は講演会、イベント、インタビューなど数独にかかわる楽しい動画をアップロードしていくつもりです。是非、チェンネル登録をしてください。

YouTubeチャンネル

スーキーイベント12月をZoomで開催しました。

12月20日スーキーイベントをZoomで開催しました。年末のお忙しい中、10名の皆さんが参加してくださいました。

年末は恒例のクイズ大会です。いろいろな種類のクイズに挑戦していただき、解答をご自分の画面に提示していただくという方法で何とかZoomでも楽しく遊ぶことができました。例えば、Only One Gameは与えられた選択肢から、どれか一つを選び、それが他の方が選んでなければ、ポイントがもらえます。約1時間半ほどの息詰まる熱戦を制したのは、神奈川県のT.Kさんでした。賞品としてニコリ社発行の数独の本をプレゼントいたしました。

第2回SSTの結果発表

第2回スーパー数独テスト(SST)の結果を発表いたします。

SSTは数独上級者が一年に一度、早さと正確性を競うお祭りです。昨年に引き続きニコリ社が作成した難問5問に挑戦していただきました。さすが数独自慢の方々の激しい争いとなりましたが、「ヒライ」さんが984点というものすごい記録を出されて優勝しました。おめでとうございます。5問全部の解き時間は34分0秒でした。そこから11分ほど遅れて2位の「Kazu」さんは960点でした。10位までの方が900点台というハイレベルな戦いとなりました。

数独協会会員で最高年齢の「黄昏人」さん(85歳8か月)が794点で31位に、最少年齢「のの」さん(11歳8か月)が737点で46位にランクインしました。どちらも素晴らしい!!

また、過去4度の数独世界チャンピオン森西亨太さんにもゲスト参加していただきました。森西さんは、この5問をたった26分46秒で解き、得点としては995点となりました。さすがに桁外れの力です。

参加の皆様お疲れさまでした。来年も是非また奮ってご参加ください。

<受験資格者> 128名 <受験者> 125名 <解答提出者> 108名 <平均点>691点

<上位者>

1位:ヒライ 984点

2位:Kazu 960点

3位:なっぴ 953点

4位 県柏の兼也 943点

5位:きぃーぼう 935点

6位:ケーン 927点

7位:たっくん 926点

8位:ASTRAC 913点

9位:SKNG 900点

9位:Nore 900点

11位:D先生 899点

12位:数独親善大使 890点

13位:崎山明日香 888点

14位:tkg 883点

15位:ken 874点

16位:蟹味噌太郎 854点

17位:Tomo 846点

18位:ギョーザ定食 843点

19位:坂倉伊織 836点

20位:たもっち 834点

 

スーキーイベント11月をZoomで開催しました。

11月22日(日)Zoomで16名の皆さんと繋がり、スーキーイベント11月を開催しました。

参加の皆さんには飲み物をそれぞれでご準備いただき、先ずは乾杯から始まりました。ビールの方、コーヒーの方、食べたり飲んだりと日曜日の昼下がりを数独談義で盛り上がりました。数独作家のびわゼリーさんや、世界数独選手権日本代表の梶原さんのご参加もあり、解き方やら、作り方など話は多岐にわたり、あっという間の一時間でした。

鳥取や名古屋からのご参加もあり、画面を通してですが、こうして全国各地の方々と一堂に会することができる便利な世の中になりました。外出もなかなかままならない状況ですが、リモートであれば、マスクもなしにおしゃべりができます。参加の皆さまありがとうございました。久しぶりに数独の生きた会話ができて、何か、スッキリいたしました。(お写真は参加の皆様のご許可をいただいて掲載しました。)

スーキーイベント10月を開催しました。

10月27日(火)渋谷の八雲クラブにてスーキーイベントが開催されました。写真のように、参加者の方々にはマスク着用をお願いし、窓を開け放った状態で行いました。

講師には(株)ニコリ社より安福副社長にご登壇いただき、今回のSSTの問題の解き方解説をしていただきました。問題作成者でもある安福氏の解説は、微に入り細に入り、しかも作者の意図についてもご説明いただき、参加者の皆さんは大満足でした。今回の中でも一番手強かった5番については、質問が飛び交い、井桁の筋を見つけるコツというようなところまで、話が膨らみました。

コロナ禍で参加者は5名とこれまでの中で、一番少ない人数でしたが、安福氏は全く意に介せず、最後まで熱心にお話しくださいました。

スーキーイベント9月開催しました。

9月23日(水)渋谷の八雲クラブにて、スーキーイベントが2か月ぶりに開催されました。新コロナウイルス感染予防策を取りながら、ご参加12名の方々とひと時を楽しく過ごしました。

1)最初にご登壇いただいたのは、数独作家「びわゼリー」氏です。「作家の仕掛け」というタイトルで難しい数独を作る際に、どのようにして予約や井桁の手筋を織り込むのかという、ある意味作家の企業秘密をお話しくださいました。びわゼリー氏はかなり初期の段階で、この手筋を織り込み、それをステップに他の部分を作っていくという過程を、実際の作問を例に説明していただきました。解く側も大変ですが作る作家はもっと大変なのだということをつくづく知りました。(なお、びわゼリー氏は日常は医療のお仕事で病院に勤務しており、このコロナ禍のお忙しい中、お時間をとってわざわざ講演をしていただきました。ありがとうございます。)

2)続いては、毎回恒例の岡本理事による「数独アート」新作の発表でした。ニコリ社出版「数独通信第39号」の表紙を飾ったのは将棋の盤面です。この盤面の駒の置かれていない場所に数字が隠れており、それが数独になっているという仕掛けです。岡本氏が将棋を素材に数独アートを思いついた5月頃から、にわかに将棋界が脚光を浴びるようになり、岡本氏も制作にますます力が入ったということです。是非、書店でこの本をお買い求めの上、じっくりと隠れている数独を探してください。

3)最後に飛び入りで、NPO法人ソーシャルハーツ代表の川上さんにお話しいただきました。3年前の9月、川上さんのご尽力により、日本で初めての数独認定試験が岩手県の大槌町で開催されました。川上さんは現在は大槌町ばかりでなく、北上市や横浜市でも数独を取り入れた高齢者の学習支援のセミナーを定期的に開催されています。また東北大の加齢医学研究所とタイアップして、認知症ゼロに向けた活動にも取り組んでおられるそうです。お忙しい中、スーキーイベントに駆け付けていただき感謝いたします。

SST答案全国から続々と

9月14日より開始されましたスーパー数独テスト(SST)は、早くも全国から続々と答案が数独協会に戻ってきています。

熱いコメントもたくさんいただいております。ありがとうございます。

締め切りは10月12日(当日消印有効)までです。

まだ時間がありますので、ゆっくりお取組みください。

第2回スーパー数独テスト(SST)が開始。

超上級者向けテスト、スーパー数独テスト(SST)が9月15日から開始されます。
これは、数独協会会員で1級合格者の皆様を対象とした全国テストです。
正確さと早さを競います。今年は第2回目となり、昨年のほぼ倍の方々が挑戦されます。