沼津・静岡で数独講演

11月18日(土)毎日新聞社さんの主催で、沼津「さんさんホール」と静岡「江﨑ホール」にて数独講座を開催いたしました。昨年同様、元数独世界チャンピオンの森西さんとご一緒に後藤が講演させていただきました。

森西さんは、来年1月に静岡で開催される「第6回アジア数独選手権2024」についてお話されました。日本でこうした数独の国際大会が開催されるのは初めてのことで、とても喜ばしいことです。どなたでも予選に勝ち抜けば出場のチャンスがあります。(詳しくは「日本パズル連盟」のホームページをご覧ください。)

後藤は「数独の凡脱出」と題して、長年数独をやっているいるが、なかなか上達しないという方へ向けて、発想の転換を提案しました。毎年恒例の森西さんと参加者が同じ問題を解く「チャンピオンに挑戦」というコーナーでは、参加者には、多くのハンディを差し上げたのですが、森西さんの圧倒的な早さに、どなたも太刀打ちできませんでした。参加の皆さんからの質問コーナーでは、いろいろなご質問が続き、終了予定時間を越えてしまいました。

第5回SST(スーパー数独テスト)結果発表

数独実力テスト1級合格者による「第5回スーパー数独テスト(SST)」が開催されました。

9月15日に受験資格者168名に問題が発送され、10月13日の締め切りまでに121名の方から答案が返却されました。

今回より一問30分という制限時間を廃止したため、じっくりと問題に取り組んでいただいた結果、ほとんど方が5問とも正解でした。その解き時間の平均は184分と3時間を越えました。実に実に、皆様、ご苦労様でした。

ゲスト3名(世界数独選手権に出場する日本代表チーム)を除く順位では、東京都の「アンジー&テリー」さんが第1位となりました。その解き時間は5問で42分という数独アスリートにも匹敵する早さでした。2位は兵庫県の「きぃーぼう」さん、3位は愛知県の若干12歳「あんちゃん」さんでした。4位「hbpg」さんはZ世代、5位「ASTRAC」さんはSSTの上位常連者と新旧入り混じっての激戦となりました。

今年も最長年者は1935年生まれの「天竺」さんでした。88歳にして5問とも完全正解の72位です。そして最少年者は2013年生まれの「SENA10Years」さん、わずか10歳で47位です。両者とも大変素晴らしいです。

ゲスト参加の元世界チャンピオン森西さんは、たった18分で全問を解き、圧倒的な違いを見せてくれました。なお、第5回、2023年ということで、第5位と第23位の方に賞品として「芽の出る鉛筆」をお送りしました。上位50位までの方々のリストは添付のファイルのようになります。

5th Best50

中学校で数独教室

11月4日(土)東京都中央区日本橋にあります「開智日本橋学園中学・高等学校」の中学生に向け、数独教室を開催いたしました。

数独に興味のある中学生と父兄、合計13名の方々がお集まりになりました。数独協会代表理事の後藤が1時間半に渡り、数独の歴史や解き方についての講座を開きました。解き方は、初心者と熟練者に分かれ、それぞれの問題を解いてもらいました。中学生の中には、かなりスラスラと解ける方がいて、大人たちも顔負けでした。

 

 

おーきんな数独先生(10)

「おーきんな数独先生」は今回をもちまして、いったん終了いたします。ここまで私の拙い文章を読んでいただきありがとうございます。2021年9月に始まった私の数独講座は、次々と広がっていき現在の講座は以下のようになっています。

〇檍公民館=毎週水曜日:昼の部、夜の部

〇大塚公民館=第2、第4月曜日

〇赤江公民館=第2、第4水曜日

〇宮日カルチャーミック教室=リモート毎週日曜日

〇田野児童センター=毎週木曜日

〇その他、清武地区交流センター、日南文化センターでも単発での講座。

また地域での文化祭や地区祭りなどにも、参加者の皆さんのご協力を得て、ブースを設立し、数独の紹介をしています。講座が増えてしまったこともあり、これまで勤めていた会社を退社し、別の仕事につくことにしました。人生の転機というか、私自身いろいろ悩むところがあり、この決心はとても大きいです。数独を教えるということを通し、新しい出会いと新しいコミュニケーションが始まり、今はとても充実しています。何といっても、数独が解けたときの生徒の皆さんの笑顔に力をもらっています。

また、いずれ近いうちにご報告させてもらいます。ありがとうございました。

 

 

スーキーイベント10月をZoomで開催しました。

10月27日(日)スーキーイベントをZoomで開催いたしました。30名を越えるご参加をいただきました。

今回前半は「数独の凡脱出」と題して、後藤理事が中級者のための講座を開きました。数独を何年もやっているが、なかなか難しい問題が解けない、自分流のやり方に自信が持てない、など数独中級者のお悩みを解決するための提案をいたしました。ブロック中心の見方から、列やマスに注目する方法、「予約」を自在にこなす方法など、上級にアップグレードするには必須のアイテムを紹介しました。

後半は、第5回SSTで平均解き時間が一番長かった3番問題の解き方解説を、同じく後藤理事が行いました。SSTは5問の問題が出題され、1番から順に難易度が上がってきます。しかし、今回は3番の問題の初手が難しかったため、4番、5番よりも平均解き時間が長いという現象が発生しました。特に難しいテクニックは必要とはしないのですが、妙に見つけにくいところに第一手が潜んでおり、皆さん大苦戦いたしました。