静岡・沼津で数独講演

11月20日(土)毎日新聞社さんの主催で、沼津「さんさんホール」と静岡「江崎ホール」にて数独講座を開催いたしました。数独世界チャンピオンの森西さんとご一緒に後藤が講演させていただきました。昨年はコロナのため中止になったこのイベント、多くの数独ファンが待ちわびていました。静岡では会場満席の120名の方が来場され、更にWEBでの配信で30名以上の方々にご覧いただきました。

第3回SST結果発表

今年も数独実力テスト1級合格者による「スーパー数独テスト(SST)」が開催されました。

ニコリ社制作の難問5問を正確かつ早く解くという競争に、128名の方がエントリーいたしました。コロナ禍で様々な困難な状況もあったかと思いますが、98名の方が期限内に答案を提出してくださいました。

平均点は709点と昨年の691点より更に上がりました。栄えある第1位に輝いたのは、青森県の「たっくんさん」と島根県の17歳「NorthStudent17さん」でした。同点の964点です。第3位には、第1回優勝者の「H.Kameさん」949点、第4位には、第2回優勝者の「ヒライさん」948点でした。36位には参加者最高齢86歳の「黄昏人」さん、42位には、中学1年生の「ののさん」が入りました。(上位50名のリストを添付しますので、ご覧ください。)

今年も数独世界選手権の日本代表選手3名の方々にゲスト参加していただき、その妙技を披露していただきました。

一年に一度、ご自分の数独力を試していただくお祭りです。来年もまた元気にお会いいたしましょう。

 

3rd.SST TOP50

 

スーキーイベント10月を開催しました。

10月24日(日)Zoomにてスーキーイベント10月を開催いたしました。

今回は、先のSST(スーパー数独テスト)で輝かしい成績を修めた4名の方にスピーカーとしてご登壇いただき、早解きのノウハウや、日頃のトレーニングについてお話していだだきました。とても関心の高いテーマでしたので25名の参加がありました。

東京都のH.Kameさんは、残り数字を早く見つけるトレーニングをされているそうです。つまりある列の数字が、2,7,3,9,1なら残りは4,5,6,8とできるだけ素早く把握するということです。また、終盤の時間を短縮させるため、Easyの問題を早く解くというトレーニングもされているそうです。

神奈川県のびわゼリーさんは、実際のSSTの問題を使って、「まとめて予約」という方法をお話してくださいました。ひとつひとつの数字を追いかけるというより、ザクっとまとめてグループ化してしまうということです。また「予約」の手筋を最初から意識的に活用していくのが、びわゼリーさんの早解きのやり方だそうです。

島根県のNorth Student17さんは、メッセージという形で、お話いただきました。「9歳ぐらいから数独をはじめ、現在は高校2年です。」普段は、通学電車の中と、寝る前の時間に数独を約2時間楽しんでいるそうです。数独の問題はいろいろな要素で成り立っているので、そうした要素を見逃さないように、基礎力をアップさせることに集中しているそうです。

青森県のたっくんさんもメッセージでお話いただきました。「超難問ナンプレAAA」を毎日5問、1問30分以内に解くというトレーニングをしているそうです。「早く解くためには、問題を見て、狙いを探ります。そして、予約や井桁で解けると分かっていても、時間短縮のため、「仮り決め」ですっ飛ばします。」以下の図にあるように、ある数字が2カ所に絞り込めたら、どちらかを仮りに決め、そのまま目で追いかけていき、どちらを選んでも変わらない場所を見つける、という方法です。(これは、たっくんさんという上級者ですから、できる技でしょう。)