1月スーキーイベント報告

「スーキーイベント1月」は1月22日(水)東京・渋谷の「八雲クラブ」にて開催されました。お久しぶりに参加の方もあり、理事を含め15名の皆さんがお集まりになりました。

本会に先立つ「自主研究会」は、数独の手筋を研究する集まりです。今回の課題は「心が折れる問題」ということで、事前にお知らせした難問を皆さんで解きました。また、地方にお住まいなどで、当日ご参加できない会員の方からも、「こう解いた」というメールを何通かいただきました。ネットを通して、こうした交流をもっともっと深めていきたいと思います。

本会最初のメニューは、協会会員の吉田さんによる「新春初笑い・漫談とマジック」でした。昨年に続き2度目の講演です。数字にちなんだ新ネタのショート漫談を次々とご披露され、参加の皆さんは笑ったり、感心したりの楽しいひと時でした。

続いて、後藤理事が「作家の仕掛けに愛はあるのか」と題して、数独解き方講座を開きました。後藤理事の分析では、作家の仕掛けには(1)数字による仕掛け(2)手筋による仕掛け(3)次の一手による仕掛けの3種類があるそうです。例題を使いながら、作家が仕込んだ「愛と意地悪」について話されました。ちょうど作家の「びわゼリー」さんがご出席でしたので、びわゼリーさんの問題を俎上に上げ、分解いたしました。

少し時間が余りましたので、皆さんで行き詰ったときの打開法など、雑談をいたしました。ウクライナ旅行からお戻りになられたばかりのY氏が空港で買い求めたというロシア語の数独の本をご披露いただきました。ロシア語では数独のことを「CYAOKY」というのですね。(AはAのように見える字)

次回のスーキーイベントは
2月16日(日)午後1時より研究会、2時より本会
3月10日(火)午後5時より研究会、6時より本会となっております。

数独で生きがい創出

岩手日報記事 (ソーシャルハーツ)2019年12月10日
NPO法人ソーシャルハーツ代表の川上誠さんの活動が、岩手日報12月10日号に取り上げられました。
川上さんは東北大震災後の2013年より、岩手県大槌町で高齢者を対象に、数独を中心とした学習支援活動を行ってきました。7年間に渡る地道なボランティア活動を
岩手日報が特集として取り上げました。
日本数独協会と川上さんとのご縁は2016年より始まり、協会理事は大槌町に何度も伺い数独教室を見学いたしました。そして、川上さんのご尽力と、大槌町の全面的な支援の下、
第1回数独技能認定試験が2017年9月9日、大槌町にて開催され県内外より250名(自宅受験も含む)の方が日本初の数独のテストに挑戦しました。
川上さんは現在、更に活動の幅を広げ、各地で数独教室を開いておられるそうです。